第103話「業績不振」
正直、弊社で主に扱っている、現在の不動産の値段は賃貸、売買ともにとても高くなってきたと感じています。会社をつくってから12年経ちましたが、こんな感覚は初めてです。「これから」の会社を探して、その会社に良質な不動産の仲介することで、少しでも貢献できれば・・・というやり方をしてきた弊社にとって、現在の不動産市況は少々ツライものがあります。
当たり前のことですが、市場(相場)に逆らうことは「難しい」、イヤ「できません」(笑)ということを思いっきり感じています。でも、不動産屋の恐ろしいところは、賃借人・買主の見方をしていても、1時間後には逆の立場(賃貸人、売主の立場)に立って仕事をすることができるのです。そのへんをうまく立ち回っているので、この厳しいご時世で、みなさんが驚くほど不動産屋は生き残っているのでしょう。
売主様・貸主様のおっしゃることに、いちいち文句をつけず、「ハイかしこまりました、その値段で募集してみます」とシンプルに言えばいいのですが・・・ 余計な一言がでてしまうのか?もしくは、顔に「高いですよ」とでてしまうのか?どうも弊社・私はオーナーうけがあまりよろしくないようです(苦笑)
そんな御託を言っていても、誰にもよろこんでいただけませんし、一銭にもなりません(笑)。お客様を変えるか、視点を変えるか、早く決断して行動に移さなければと久々にプレッシャーを感じています。年数が経って、少しは経験や実績も増えたので、プラスなこともあるはずですが、逆に、頭が固くなったり、横柄になったりなんていうマイナス面が出てきてしまっているのかもしれません。「やわらかアタマ」不動産屋を目指すべく、今日も任天堂DSを昼休みにやります。(笑)
最近の記事