千の風になって♪が流行っているみたいですが、私はカラオケでマイクなしで歌って一緒にいる人たちにカナリ引かれています。そんなことはどうでも良いんですが（笑）、「風」、「空気の流れ」ってとても大事なんだなって、これだけ暑い夏をすごすとイヤでも感じますよね。エアコンをつければ「風」はいらないんじゃないか？って以前は考えていたのですが、温度が高くても空気が流れていると、暑さの感じ方がカナリ変わってきますよね。

それから、「風」って温度だけでなく、臭いにもキクんですね・・・ 先日、知り合いのCafeのトイレに入ったら扇風機が廻しっぱなしでした。、店主の話によると、女性のお客様が自分が入った後、男性に入られることがとても嫌だという問題を解決することができて、大変好評とのことです。ここのお店は地下にあるので、通常のトイレよりも空気の淀みがキツかったはずなのですが、それもあまり感じなくなったような気がしました。

アウトドアでは、「風」はもっと大切になるんじゃないでしょうか。現在、弊社近傍（代々木エリア）でも、建築基準法の改正もあって、高層ビルの建築ラッシュです。某専門学校、某予備校が下層階は自校で使用し、上層階を居住用賃貸スペースとして１００ｍ級の高さの建物が建築されます。これらの建築物が即近隣の温暖化に影響すると決め付けることはできないでしょうが、以前とは「風」の流れがカナリ変わってしまうのは間違いないことだと思います。

確か、韓国だったと思うのですが、街に昔あった川を人工的に再生したことで、それ以前と比較して、川の近傍エリアの温暖化がカナリ解消されたというテレビ番組を最近見ました。高速道路を壊して、川を蘇らせる・・・現実化しているのがすごいですよね。スクラップアンドビルドは人間の性なのかもしれませんが、これだけ発展した東京で、いまだに経済的な視点ばかりが優先されて、「そんなの関係ねー」なんて感じで、無秩序に計画が押し進められているってことはないですよね。