第126話「減俸」

著者
m.yoshida
2009/04/10
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恥ずかしい話、先月まで22ヶ月間減俸してました(笑)。社長が減俸することは、一番簡単で、効果が期待できる会社更生の方法だと思います。実を言うと今回が初めてではありません。15年のあいだに今回以外に2度ほど、トータル期間にして36ヶ月くらいの実績(笑)があります。

会社や社長によって差異はあるのでしょうが、創業から5年くらい経過すると、経済情勢が悪くなったり、社長のモチベーションが落ちたり、まさか・・・のいろんなことが必ず起こります。5年未満のときも当然いろいろあったのでしょうが、多分、それはアドレナリンとか若さとかいったエネルギーによって意識をしなくても乗り越えていけるのだと思います。

アメリカのニュースは笑わせてもらいましたね・・・ 公的資金を投入するか否かの公聴会?に出席する際に自動車会社の社長が自家用ジェットで平気でやってくるんですものね・・・ その後も公的資金を注入された保険会社が一億円以上のボーナスを出したりとか、豪快とい言うのがいい表現なのか、○○というのがいいのか・・・(笑)

自家用ジェットをやめたり、ボーナスを1億払わなかったからといって、必ずしも経営状態が改善される訳ではないですが、でも、それすら止めようとする意識がない経営者が今後、良い決断と行動ができるとはとても思えないですよね。

一番シンプルでかつ効果のある会社更生の方法はやっぱり、経営者の減俸で間違いないと思います。もし、アナタ勤める会社の業績がカナリ悪いということが分ってしまったら、どうにかして、社長、取締役等々の上層部の減俸のパーセンテージの情報をつかみましょう。そのパーセンテージをアナタの報酬に掛けてみて、こんなに減俸されるんだったら辞めようと思ったら、世間でアナタの会社がなんと言われようと、生き残る可能性があるかもしれませんよ(笑)。

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