第13話「インターネットと不動産 その1」
「貸主(売主)がホームページを作って、物件を掲載して、借主(買主)がそれをを見つければ不動産屋なんか要らなくなるじゃん。」この手の話を聞いて慌てている同業者もいるみたいなので、自分が「不動産屋」って言われるのが嫌になることがあります。
むしろ、「不動産屋なんか要らない」というマメな方が、どんどんインターネットを使って直接取引をしていただいた方が近道(不動産業者の必要性を感じていただける)じゃないかなと思います。でも、自分でやった方がよっぽどスムースだったなんて方も存在するんでしょうね・・・
上記のマメな方が不動産業者の必要性を感じてくれたとしても、「賃料の1ヶ月分」「売買代金の3%+6万円」という手数料は(一概には言えないのですが)やはり高いと思われることが多いのではないでしょうか?
不動産は株のように、数字のやり取りだけのネット取引は難しいという観点から、証券業界のような劇的な手数料削減はできないとしても、インターネット、携帯、Faxが普及した現在、「情報を見つけて、その情報を必要な人に届けること」はドンドン楽な作業になっていると思います。「一律」(手数料を全く負けない)というのは 自分(弊社)も含めて考え直す必要があると思います。
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