第14話「超人気? 路面店エリア 自由が丘編」
自由が丘のイメージは小マダム(時間とお金がある若奥様)が、子供連れでゆったりと散歩をしながら、お買い物&お茶をするのに最適な街といった感じでしょうか?
実際、この街は、かなり偏っている傾向があると思います。その証拠としてメンズのお店はほとんど無いかと思います。先輩から聞いた話では、過去にメンズ向けで出店した店はいくつかあったそうですが、ことごとく閉店してしまったようです。
アパレルの路面店エリアとしては、明らかに北口(ロータリー側)がこの街のメインだったのですが、「無印良品」「L.L.Bean」が南口遊歩道沿いにオープンした1992,3年ぐらいからでしょうか、「南口で欲しい・・・」と言うオーダーが増えてきました。現在では上記の店に加えて有力な路面店が軒を連ねています。第7話に出てくる渋谷の「キャット・ストリート」と同様、この通りは暗渠(川を埋めたもの)で、道幅も広くマッタリとしたいい雰囲気を醸し出しているようです。
さて、北口の方ですが、自由が丘を代表するお店が、今も点在しているのですが、パワーが落ちてきているのは否めないと思います。その原因としては、もちろん南口の存在もあるのですが、他にもいくつかの原因があると私は思います。「ほんの1軒の閉店しっぱなしの店」「街並みにそぐわない店の開店」たかが1軒、されど1軒だけど、街全体を虫食んでしまうんだなぁ・・・いい街は本当に絶妙なバランスで出来上がっているんだなぁ・・・と、またまた勝手に一人で盛りあがって、「夜も寝られなくなっちゃう!」(古くて誰も分からないですね)今日このごろです。
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