第148話「イイモノは手間がかかる」
事務所でも住居でも天井が高いということで、嫌がる人はあまりいない。ただ、その物件に長く携わることになると、電球をかえるたびに電気屋さんを呼ばなくてはいけなかったり、夏はエアコンがなかなか効かなかったりという結構きついディメリットがもれなくセットでついてくる。
家が海に近いということで、テンションが上がる人はいっぱいいるが、嫌がる人はあまりいない。しかーし、海が近すぎると、その塩害は結構強烈で、よほど気をつけて建物を建てたとしても、その劣化度合は通常のものに比べてはかなり激しい。
少し劣化したオヤジ(笑)にとって、白いパンツ(ズボン? 笑)は清潔感を取り戻すにはもってこいのアイテム。しかーし、トマトソースのパスタなど食すときは、いつもよりキッチリ紙ナプキンで白いパンツを覆わなくてはけない。ちょっとイイモノを扱うということは結構手間がかかる。
管理&入居している建物の共用部の壁が真っ白なペンキ塗り・・・ 白はどんな人にも業種にもウケがいいはず。勉強不足だったのが、同じ白いペンキ塗りでも艶あり、なしで汚れのつき具合が大きく違うということ。当該物件はほとんど艶なしのため、ちょっとカバンを壁に擦っただけで、まるで画用紙にクレヨンで書いたかのように色が残ってしまう始末。そのため、私、現在、消しゴムをポケットに忍ばせ、仕事に励む毎日。スタンダードでないものに手を出すときは事前の勉強と事後の忍耐が必要なようです。ボチボチいきまひょ。
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