第150話「男と女」

著者
m.yoshida
2011/04/12
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今回の地震や津波で、被災を受けられた方に、心よりお見舞い申し上げます。

この地震をきっかけに、多くの日本人は考え方を変えなければいけないのではないかと思います。
政府や東電etcのお偉い方の危機管理の在り方や、動きについてスゴク書きたいことがあるのですが、まだ継続中なので、もう少し見守ってから書きたいと思いますので、今回は触れません。

東京は震度5でしたが、それでも十分に地震の恐ろしさを感じることができました。交通機関がストップし、通信手段もままならなくなるという初めての経験でした。
テレビからは通常の番組が消え、コマーシャルも特定のものしか流れなくなる異常事態。このことで、自分が思ったのは女性が男性に比べかなりナーバスになっているということです。
一日中流れていた、地震→家の崩壊→家族離散というニュースは女性にとって一番のアキレス腱だったようです。もちろん男性でもナーバスになった人もいるでしょうが、その比率や濃度は女性のそれとは比べ物にならない気がします。

男性は、シンプルに言うと、この次どうなる?ということに頭がいっているような気がしました。野心家の方は…の株を買っておけばとか、債権が…とか地震直後にそんな事を言っていた人もいたぐらいでした。でもそれもよく解釈すれば、震災でさらに厳しくなる経済状況のもと、家族をどう守っていこうかということでもあるような気がします。

女性は男が思うよりずっと巣(家)のことを大事に考え、家族に心を配っている。男はそれに報いるために外に出て命がけで狩り(経済活動)を行い、家族を支えなければならない。平和すぎる日本で漫然と仕事をして給料をもらっていた人がいたとすれば、その人に対して女性は真剣に家を守らないだろうし、心配りもしないと思います。また、右肩下がりの経済状況下で、そのような考え方の人は社会が必要としなくなるだろうし、支えることができなくなってくると思います。一生懸命仕事をして、女性にしっかり家を守ってもらいたいものです。

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