第152話「進化しないと・・・」
自己評価ではここ最近心身ともに充実して、楽しいとまではいかないが、ありがたいと思って仕事に励めるようになった今日この頃・・・ が、漏れ聞こえてくるお客様の反応(評価)がいま一つ、いや、ダメだしもあった。なぜだろう?動きも悪くないはずだし、頭も働いているのに・・・
思い悩んだ末、はっと気づいたのが、「マメさ」。悪い反応の原因をよくよくリサーチしてみると、お客様とのコミュニケーション不足が一番の原因だったようだ。確かに、これは弊社(自分)に以前からあった問題。なんでもかんでも物件を送るのではなく、お客様のオーダーを少しづつ絞り込んでいって、より的確な情報(物件)のみお伝えする。いそがしいお客様の邪魔にならないよう連絡は極力まとめて少なくする。なんていう過去の遺物の考え方が障害になっていたような気がする。
今はメールというとても便利なツールがある。メールはお客様が好きな時に、好きな場所で、見ることができる。それによってお客様の負担になることは少ない。連絡をできるだけコンパクトにする必要もない。もっとナウな感じで対応(進化)?すると、たとえ報告する情報や物件がなくても、「眠いから寝る」的なメール(今週はいい物件が出ませんでした・・・)を送ることで、ナウなお客様の満足度を多少上げることができるようだ。
最近、小学生の時分から祖父によく連れて行ってもらっていた、老舗の焼き鳥屋に久々に行く機会があった。この不況下にもかかわらず店は満員。客層も昔は熟したオヤジばかりだったのに、若いカップルが結構いる。食べる前から変化(進化)が分かった。一口で子供の口には入らないくらい大きかった肉が、小さくなっていて食べやすい。食べてみると、以前はしっかり焼いていたものが、かなりレア気味になっていてジューシーで美味しい。トイレに入ると移転にかかわる三代目の挨拶が壁にかかっていた。三代目で潰れるなんてよく言われているが、潰れるどころか見事な進化を遂げていた、鳥○さんを見習いたいとつくづく思った。