自社で運営していく coworking space（机貸し共同事務所）が２月１日にオープンした。施設面、契約面、運営面等々、ある程度は覚悟していたが、予想以上の煩雑さだ。当初、一番心配していた入居者募集は、２年かけて培った（笑）朝の異業種交流会のつながりのおかげで何とかガラガラのオフィスは避けることができた。

料金体系については、固定席と自由席の２種類に分け、ポスト、ロッカー、キャビネット、会議室利用、コピー利用等々は必要な人が利用する形のオプション制にした。こちらも予想通り、席だけの人、席+ポスト、席+ロッカー等々、定番のセットものという形がまったく見いだせない正に多種多様の組み合わせ契約となった。

オープンしてからも、心あるデザイナーの方々にアドバイスをいただき、見た目はすっきりした、平等（均一）のレイアウトだったものを、壁向きの席を多く作り、さらには固定席と自由席の差別化を図るべく、固定席についてはパテーションをより多く配置することで、より個別化できるように変更中だ。

多様性を生かしながら変化（進化）し続けるオフィス（不動産賃貸業）の新しい形（流れ）を作るべく奮闘中でございます。もう、ダイバーシティと聞いて「お台場の商業施設？」（それも正解か　笑）　と思うこともなくった。変化（進化）し続ける不動産屋に皆様愛の手を・・・（笑）