第27話「お客様は神様です」

著者
m.yoshida
2001/01/09
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あけましておめでとうございます。
今回は「一年の計は元旦にあり」ということで、自分も含め不動産業界の方に21世紀に向けて新たに「姿勢を正そう!」の巻です。

不動産業者が「キラワレル」な理由は多々あるかと思われますが、私が思うに、業者がいちばん簡単できる「お客様に嫌われない」方法は、「いらっしゃいませ」「ありがとうごさいました」を心から言えるようになることだと思います。

他業界では当たり前のことなのに、どうして不動産業界では行われていないのでしょうか?確かに100円のガムを買ったとき「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を心から言える店員さんは少ないと思います、ですが、30万のテーブルを買ったときはどうでしょう?結構な確率でキチット接客されるのではないでしょうか。

なんで、30万のテーブルの例えを出したかというと、大雑把に不動産屋が6万円アパートを仲介したときの会社の利益と同じくらいかな?と思ったからです。都心の不動産業者にとって、上記の仲介手数料は最低(一番安い)商品かもしれませんが、その他のご商売からすれば、その利益は相当なものだと思います。

今、あなた(不動産業者)の目の前にいるお客様が、大学に受かって初めて東京に出てきた、右も左も分からない迫力のない思い通りになるお客様だったとしても、あなた(会社)に大きな利益を落としてくれるVIP客の意識をもたなければいけないと思います。

あなたが年輩の方で、上記のお客様が店に入ってきたとしも、まず立ち上がって、「いらっしゃいませ」と気持ちよく言ってください。肘をついてだるそうに接客するのもやめてください。あなた(会社)の都合で仕事をするのではなく、お客様の要望をよくお聞きして選択肢を広げてあげてください。そして、そのお客様が商売にならなかったとしても、お帰りになるときに「ありがとうございました」を忘れないでください。

不動産仲介業はそんなに楽な商売ではないし、儲かる商売でもないと、私自身も思っています。(一般の方は疑問に思うかもしれませんが・・・あっ、次回その話しましょう)ただ、私(弊社)も含め、他のご商売で当然のことは、不動産業界でも当然にやらなければいけないと思います。

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