第38話「人妻温泉」
こんなタイトルの深夜番組があるのですが、ご覧になった事ありますか?番組の内容はまんまで、キレイな?人妻が、若くてあまりうだつが上がらないような男の子(出演した人ゴメンナサイ)を癒してあげるというもので、最後に究極の癒しと称してにいっしょにお風呂に入って男の子の背中を流してあげるという、なんとも奇妙な(今風な?)番組です。
「癒す」という言葉を辞書で引いてみると、病気や傷を治す。飢えや心の悩みなどを解消する、もともとは地蔵十輪経元慶点という仏教経典から出ている言葉のようです。現在ように誰でも彼でもが「癒し系」などという表現で使う言葉ではなかったような気がするのですが・・・平安時代より現在の方がより多くの人が病んでいる(苦しんでいる)ということなのでしょうか?私はこの番組を見る限り単なる甘えのような気がするのですが・・・
かく偉そうに言う私も、今年一年を振り返ってみると、仕事・プライベートともにあまりパッとしない年で、上記のテレビ番組のタイトル同様、誰か、何かに癒されたいと思うような弱いときが結構ありました。仕事面では10月ぐらいから、さすがにヘラヘラしていられなくなり、自分、会社ともに強い鞭入れ、何とか今はまあまあの状態まで戻すことができました。
来年は・・・癒されたいなどと思わない、以前のように傍から見ると憎たらしいらしいぐらいの雰囲気を醸し出しながら、仕事に邁進する所存でいるのですが・・・でも、やっと人の心の痛みが少しは理解できるようになったので、元には戻りたくないし・・・なんか収集がつかなくなってきました。こんな私の背中を誰か流してください。オイオイ。皆様良いお年をー。
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