第4話「What’s重要事項説明?」
あなたは重要事項説明と聞いて、まず何を思い出しますか?
私が思うに、大部分の人は、なんだっけソレという感じではないでしょうか。
重要事項説明とは、不動産の契約(売買・賃貸共)を行う前に、その物件の状態、契約内容について、不動産業者が借主or買主に説明をすることです。強いて例えると小売店の人が、品質保証書or納品書を顧客に直接持っていって説明するといった感じでしょうか?
実はこの重要事項説明、顧客(借主or買主)にとってもちろん大事なのですが、不動産業者にとっても非常に重要なものなのです。
もしこれを行わないで、契約をすると、業者は業務停止、免許の取り消しという重い処分が待っています。またその内容に虚偽があった場合、業者は顧客に対してその責任(損害賠償等)を負わなければなりません。
この事から、説明をしないという強者業者はまずいません、しかしその内容について、突っ込まれたくない、責任を負いたくないために、曖昧な表現(内容が薄いときもある)をしたり、契約の直前に早口で説明をするといった業者は存在するようです。
(おっと、自分はとても早口でした。 気をつけなきゃ。)
できれば契約前日までに重要事項説明を受けるのがBetterなのですが・・・
あなたが説明を受けているときに、分からないこと、疑問に思うことがあったら、その場で素早い突っ込みを入れた方がいいと私は思います。
もし、そのことによって「この物件はイイ物件だからあなたの他にも欲しい人がいっぱいいるんですよ・・・ご不満ですか?」なんて言われたりしたら・・・その業者さんとはお取り引きしない方が良いのではないでしょうか?
でも、あなたが多忙な人で、本当に超~いい物件だったらやっぱり悩みますよね。
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