第5話「契約直前!」
重要事項の説明を受けた後は、「待ちに待った」or「とうとう」契約です。
あなたはすでに、業者から事前に契約書の雛形を入手して、チェックを済ませているでしょうか?
重要事項は前回お話しましたとおりあなた対不動産業者の書類です。
契約書はあなた対売主or貸主の書類と考えてください。
20条~30条から成るこの書類は、「長い」「堅苦しい」「分からない」の三重苦で、一般の方は内容を理解して最後まで読むことが、非常におっくうかと思います。しかし多額のお金を支払う(預ける)わけですし、記名、押印したらその責任を全うしなければなりません。
さて、納得のいかない部分がでてきたらどうするか。やはり不動産業者を通じてあなたの主張を伝えるしかないでしょう。しかし、これはかなりHardな作業です。あなたに高い知識、熱意があってもクリアする可能性は少ないかもしれません。
でも、前回の重要事項と同様「がまんする」より「とりあえず言ってみる」ほうが、あなたにとっても、それに係る不動産業者、建物オーナーetcすべての人にとって良いのではないかと私は思います。
「結果がすべて、無駄なことはしたくない」と言う考え方もあります、しかし、あなたの主張がそのときは通らなかったとしても、将来的に影響をおよぼすと考えれば、無駄にはならないのではないでしょうか。
最近の記事