第51話「少林寺拳法 前編」
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
3年くらい前から、友人の誘いで、少林寺拳法の道場に通っています。私、自分で言うのもなんですが、野球・ゴルフをはじめとして運動関係は得意&好きで、休みの日はほとんどといっていいほど体を動かしている体育会系の人間です。ですが、少林寺はどうも才能がないらしく、周りの人から「ショボ林寺!」「オヤジの癖に無理すんな!」と言われながらも挫折ギリギリで続けている状態です。
入門の動機は、以前から格闘技系(少林寺拳法は格闘技ではないのですが・・・)を何かやってみたいと言う気持ちがあったのと、、衰え気味の気力、体力を、武道を身につけることで、「精神的」にも「肉体的」にも強くなろうという理由からでした。
ところが、上記の目的以外にも私にとって重要な収穫があったのです。職業柄、自己分析も含めて、人間観察には自信があるつもりだったのですが、※「組手主体」で行われる少林寺拳法をやるにつれて、今まではっきりと見えなかった対人関係における自分の弱点、癖が如実に浮き彫りになってきたのです。
※「組手主体」・・・少林寺拳法の技を練習する際、必ず二人ずつ組んで行うのを原則とすること。
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