第70話「インターンシップ」
2004年夏、強烈に暑いですねー。日中外に出ていると体に悪そうです。ですが、セリオ事務所内はこんなに暑い夏でも結構快適です。理由その1 南側に庭があり、樹木や土のおかげで、日光がさえぎられ、気温がそれほど上がらない。理由その2 事務所入り口に電動水琴窟&テーブルの上にはフローティングプレートにお花が浮かべてあり、音、ビジュアルともに涼しげです。
少し自慢(笑)がはいりましたが、もうひとつ夏に爽やかなことがあります。弊社空(カラ)取締役の紹介で、昨年から実践女子大学の学生さんがインターンシップと称して2週間のあいだ会社で働いてくれています。校風もあるのでしょうが、今年で合計4人お預かりさせていただいた皆さんは、真面目でエネルギー豊富な娘ばかりです。いっしょにいると社会人生り立てのフレッシュな感覚を思い出させてもらっています。
ここ2年で辞めた人も含めて5人の男性社員を採用しましたが、彼女達のほうが、気力、心構の面で優れている気がします。でも、これはうちで働いてくれた若い人たちに限ったことではなく、日本中の若い人たちに共通しているんじゃないかと自分は思っています。
「定職につかなくても、食うには困らない・・・」これが若い男性が仕事に対する意欲がない一番の理由だと思います。おまけに世の中の流れは速いは、どの業界も閉塞&飽和状態だわ、見本(見習いたい)になる先輩はいないわで、そうなるのももっともかもしれないですね。
でも、いつの時代も同じで、キツイこともあれば、恵まれていることもあるはずだと思います。若い男性にはキツイことに腐らず仕事をもっとガンバッテやってほしいです。女性のほうが仕事に関して熱心なのは「そんな男性に人生を託せない」という理由も結構あるような気がします。自分も若い男性に憧れられるような先輩になれるよう努力せねば・・・と心に誓ってはいるのですが、現実、彼らの目にどう映っているのやら?カナリ心配です。
酷暑が続きますが、皆様お体ご自愛くださいませ。