第80話「うれしいNEWS」
あまり気持ちのいいNEWSの少ない今日この頃、久々にうれしい内容のメールが届きました。「大変ご無沙汰しております。・・・の土地を買わせて頂きました・・・と申します。ようやく家のほうが完成しました。もしお時間がありましたらぜひ遊びに来てください。 中略 あの土地に出会った事で、このような自分達にとって最高の家作りが出来たことを感謝しています。ありがとうございました。」
もともと、この新婚のご夫婦は弊社の直接のお客様ではなく、弊社は土地の売主側のエージェントとして、知り合ったのです。本来であれば、売主側と買主側で、二律相反する立場で仕事をしていたにもかかわらず、こういうメールをいただくことができたのは珍しいことだと思います。
約2年前、売主から150坪弱の住宅地を売却の依頼を受けました。通常このサイズの土地は、マンション用地にしては小さいし、一戸建には大きいので、建売屋さんに卸す(仲介する)のが一般的です。昨今、上記の方のように設計士を自ら選んで、建物を建てる方が急増していますが、上記のような流通のパターン(業者の手数料、効率の問題)があるので、適度なサイズの土地を取得することはなかなかできないのです。マグロに例えれば、漁師(売主側エージェント)が一般の人にマグロを直売するのは稀で、通常は仲買人(建売業者)に卸すということでしょうか。
当たり前の話ですが、本当に望んでいる方に、不動産をお世話することができれば、これだけ喜んでいただけるんだ・・・ということをいまさらながら実感して、何か逆にこちら側が救われたような気持ちになりました。桜並木が見える、天井の高いリビングで、お幸せにお過ごしくださいませ。
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