第84話「有限」
お客さんのところに向かう電車の中で、、頼んだランチが来る間、待ち合わせの場所で、ちょっとした隙間の時間に携帯の中にインストゥールされているゲームをタダですることができる。あまり詳しい方ではないけど、いろんなゲームができて、結構面白い。いや、結構どろこではなく、はまってしまった時期もあったような気がする。
インベーダーゲームが流行ったのが、中1か中2くらいのときだったと思う。学校が終わると10人くらいでゲームセンター(現在はゲーセンですか・・・)に直行して、夢中になってやってました。1回100円入れて、最初のうちは下手だから、1分もしない内に終わっちゃって、そのうちに「名古屋撃ち」(なんで名古屋撃ちなんだろう、笑)とか覚えて・・・当然お金もなかったので、ザリガニ釣りみたいに硬貨に糸つけたり、なんかライターの着火装置にみたいな「IC」とか言ってた物を使ってタダでゲームしてました(犯罪ですね、ゴメンナサイ)
最後の犯罪系はよくないことですが、ゲームセンターはとても楽しかった記憶があります。1ゲームを少しでも長く続けられるよう仲間同士で真剣に話し合ったりして。でも、思い返してみると、上手くなって1ゲームで何十分もできたり、タダでゲームをするようになったりするころは最初の頃のような楽しさはほとんどなくなっていたような気がします。
線香花火に例えるのが適当か分かりませんが、「有限」だから楽しかったり、綺麗だったりを強く感じることができるような気がします。コストもかからず隙間を埋めてくれるのはとても使い勝手がいいものですが、惰性でしてしまう携帯ゲームは「怖い」ような気さえします。その隙間の時間に本当は考えたり、思ったり、見たりしなければならないことから回避していませんか?少なくとも自分はそーだったので、取り急ぎご報告申し上げます。「放っておくと大変なことになりますよ」(By 某TV番組のキメ台詞)