第93話「顔」
この前、母親の家の棚に無造作に置いてあった、自分の顔の写真を見てギョッとしました。その写真は先月の従姉妹の結婚式のときに撮られたもので、周りが親族だらけという緊張感の薄い状況もあってか、そこには「成り立てのオッサン」がボーっと写っていました。
モデルの仕事でもやっていれば別なのでしょうが(笑)、意識して(カメラ目線で)撮られることがほとんどなので、この手の自分写真を見たのは結構ショックでした。でも、そういえば、顔じゃなくて、以前にも新入社員に草刈をしている後姿を撮られた写真を見て愕然とした記憶がありました。
それって、「顔」にしても、「背中」にしても、写真を撮られたり、鏡を見たりするときは、自然にそれなりの意識をしたり、修正をして、多少「イイ形」にして、それを自分の脳ミソに刻んでいるからなんでしょうね。だから、他人が見ている自然な自分の姿って、自分のイメージの6掛けくらいにしとかないといけないかもしれないですね。
今、自分の目標の一つは「脱、自意識過剰」です(笑)。人に見られていようが、いまいが、70点~80点の「顔」「背中」をしていたいですよね。肩肘張らず、弛みすぎず、自然に人と接することができるようになりたいです。そんなことを考えていたら、昨日でフォーティーワン(英語でごまかすな 笑)になってしまいました。自分の顔と背中にも責任を持たねば・・・
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