第146話「巣に帰る」
自宅として44年、会社として15年、の長ーい年月を過ごした場所から、近くとはいえ昨年末引越しをして、1年経過。建物ができ、この12月に戻れることになった。
自宅は17階の高層マンションに1年間仮住まいをして、心身ともにかなりシャッフルされた感がある。自分としてはちょっと鬱気味に感じていたモノも、忙しさと、高いところに住むことのダブル効果で完全にフットンダ気がする。お陰様で身体と心の調子はいい。
事務所はあまり変化のない無難なところを借りた。大きさも以前とほぼ同じ、以前いた建物とほぼ同じ築年月で、居住用タイプのモノを事務所仕様に変更したところも同じだ。エレベーターのない3F部分というのは創業時と同じ感じでこちらの方は違和感は全くなかった。
仮住まいから事務所に出社する中間に、計ったように建築現場があったので、自然にチェックができた。偶然だが、3つが機能的に近接していたので、エネルギーロスがカナリ防げた気がする。
建物はそこそこ満足するモノができた。しかし、会社の業績はご多分にもれず最悪な1年だった。お陰さまで、初めての借金も背負った。
まだ新しい巣に慣れていない状況だが、来春までには完全に整えて飛び回るつもりだ。来年は本当に新たな気持ちでオフィシャル、プライベートとも第二、第三の新しいステージを作り上げるべく頑張りたい。
今年も1年間ご愛顧いただきまして、ありがとうございました。
来年は明るい話がもっともっと出来るよう頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
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