第134話「はじめての引越し」
今月末、弊社創業15年目にして初めての引越しをすることになりました。同じ建物内での引越しは2度しましたが、住所が変わる本当の意味での引越しははじめてです。入居しているビルの建替えに伴い5年前に決まっていたことなのですが、あれよあれよと言う間に5年が経過してしまいました。
まさに紺屋の白袴とはこのことで、仲介と言う立場では何度も経験しているのに、借主と言う立場は恥ずかしながら初めての経験です。当然、相場も相手(オーナー&オーナー側業者)の手の内も良く分かっているので、この超不景気に乗じて第一希望の物件の交渉を強気!強気!と自分に言い聞かせてしてみたものの、想定内だったはずの「不動産屋は・・・」と言う理由で断られたら、心がボキボキに折れました(笑) ホント人(お客様)の気持ちは実際に経験してみないと分からないですね。
第二希望の交渉時、1件目の強気はどこへやら・・・ボキボキに折れた心は簡単には回復せず、かつ時間の制約もあるので、相当なへっぴり腰状態の交渉だったかもしれません(笑) いままで、お客様にドライに計算書を出して請求していた敷金・礼金・手数料etcいざ自分が払うとなるとやっぱりキツイですね。いまさらながらいい勉強をさせてもらっているような気がします。
そんなこんなで、年末が近づくにつれ、徐々に仕事が減り、挨拶周りに移行していくいつものパターンの例年とは大きく異なり、経験したことのないバタバタな状態の時間が流れていっています。
皆さま本年もご愛顧いただきまして本当にありがとうございました。
お風邪など召しませぬようご自愛くださいませ。
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